💡中古マンション売買におけるトラブル事例をご紹介｜最新情報｜知多エリアの不動産売却ならHOUSEDO

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知多半島の不動産の売却が初めての方へ

マンション売買においても、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。

以下に、一般的によく知られているマンション売買におけるトラブルのいくつかを示します。

1.不動産の状態の確認不足: 売主や買主がお部屋の状態や周辺環境、近隣住民との関係を知らなかったり正しく把握していなかったりすする場合があります。

例えば、売主はお部屋の設備の使用状況や近隣との居住関係、過去に会ったトラブルなどを告知する必要がありますし、買主は事前にしっかりと内覧をしたうえでリフォームにどのくらいかかるかを見積もり購入金額や諸経費と合わせて総額いくらになるかを把握する必要があります。特にマンションは近隣トラブルや管理会社とのトラブル等、人によって感じ方が違う面もあるため伝えなくてもいいかと思うかもしれませんが、後々買主居住後にトラブルになる、最悪の場合裁判になるケースもありますので、これは伝えるべきかどうか迷う場合は、仲介担当に一度相談してみましょう。

2.共有施設や共用部分の問題: マンションには共有施設（プール、ジム、駐車場など）や共用部分（廊下、エレベーター、エントランスなど）があります。

これらの施設や部分の維持管理や修繕に問題がある場合、トラブルが生じる可能性があります。基本的には仲介担当が管理会社に確認調査する内容ですが、維持管理の為の清掃や他居住者との協力体制はどんな状況か、どようなルール、罰則があるかは正しく把握してお伝えしておきましょう。購入に至るかどうかの大切な指標になります。

3.管理組合の問題: マンションの管理組合が適切に機能していない場合、トラブルが発生することがあります。

管理組合の財務状況や積立金の運用、修繕計画の適切な実施などに問題がある場合、将来的な負担や訴訟のリスクが生じる可能性があります。ここについては売主でどうにもできない場合もあります。自主管理のマンションの場合は、住民間でどのような協力体制があるか仲介担当に伝えておきましょう

4.販売代金や引渡し時の紛争: 売買契約における販売代金や引渡し時期による紛争が起こることがあります。

マンションの売却は、住替えが理由となるケースが多いですが、住替え先の確保がスケジュール通りにいかない場合、引渡しを延長しなければいけなくなる事もあります。その場合、買主からの理解を得られないと違約解除となるケースもあります。また引渡しの延長は合意するが、延長分の家賃を支払ってほしい、延長分売買代金を安くしてほしい等の条件を言い渡されてしまうこともあります。住替えの場合のスケジュールはしっかり余裕を持った計画を立てましょう。

5.契約の不備: マンション売買契約書の不備や誤解によるトラブルも起こります。

どんな売買契約も同様ですが、契約の条件や売買の詳細が明確でない場合、売主と買主の間で紛争が生じる可能性があります。

マンションの場合、駐車場は敷地内で1台分確保されているはずが敷地外駐車場となってしまった、であったり、ペット飼育可と聞いていたのに規程の範囲から外れている為飼えないであったり、様々なケースがあげられます。契約書だけでなく管理規約、使用細則にもしっかりと目を通しておきましょう。

これらは一般的な中古マンション売買におけるトラブルの例ですが、実際の事例にはさまざまな要素が絡むことがあります。

買う時、売る時に、目には見えないトラブルも潜んでいますので、仲介業者に相談しながら契約前に確認をすることをお勧めいたします。

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執筆㈱エネチタ　不動産事業部　ハウスドゥ東浦阿久比　店長　諸田滋子